みなさんは本州にある4つの先端についてご存知でしょうか。今回はその本州4つの先端を巡る「本州四端踏破ラリー」についてご紹介します。ご興味があれば是非挑戦してみてください。
本州四端踏破ラリーとは
本州四端とは
まず初めに本州四端について説明します。本州には東西南北それぞれの先端地点があります。
- 本州最北端:大間崎(おおまさき)/青森県大間町
- 本州最東端:魹ヶ崎(とどがさき)/岩手県宮古市
- 本州最南端:潮岬(しおのみさき)/和歌山県串本町
- 本州最西端:毘沙ノ鼻(びしゃのはな)/山口県下関市
本州四端踏破ラリーとは
本州四端踏破ラリーとは本州最北端、本州最東端、本州最南端、本州最西端を巡るラリーのことです。各地点に到達すると到着証明書がもらえ、すべて制覇すると「本州四端踏破証明書(各市町長の直筆サイン入り)と記念品(箸とステッカー)」がもらえます。各地点への行き方と到着証明書のもらい方については後程説明します。
本州四端踏破ラリーの応募方法
本州四端すべてを制覇した後は下記の下関公式HPで応募します。
「こちらから応募→本州四端踏破ラリーの応募方法」
応募に必要なものは下記2点です。
- HP記載の応募用紙
- 本州四端の到着(訪問)証明書のコピー、または、本州四端に到着したことがわかる本人が写っている写真
※各最先端を訪れる際には忘れずに到着証明書をもらいましょう。
各先端への行き方と到着(訪問)証明書の入手方法
本州最北端(大間崎)への行き方と到着証明書の入手方法
- 所在地:青森県下北郡大間町大間大間平17-1
- 到達難易度:車)★★☆☆☆/公共交通機関)★★☆☆☆
- 周辺施設(土産・食事等)の充実度:★★★★☆
本州最北端は青森県大間町にある「大間のマグロ」で有名な大間崎です。大間崎には大間の漁師によって一本釣りされた440kgのマグのモニュメントや、「ここ本州最北端の地」と書かれた石碑があります。周辺には飲食店が充実しており、本場で「大間のマグロ」を頂くことができます。
大間崎はすぐ近くにバス停と駐車場があるため、公共交通機関、車ともにアクセスが容易です。その他にも函館港からフェリーで大間港に向かいそこからバスで大間崎に向かう行き方もありますので、函館観光と併せて観光するのもおすすめです。
本州最北端の到着証明書(1枚200円)がもらえる場所は次の3ヶ所です。
販売場所 | 住所 | 販売時間 |
大間観光士産センター | 青森県下北郡大間町大間字大間平17-728 | 8:00~18:00(冬期間9:00~17:00営業) |
土門商店 | 青森県下北郡大間町大間字大間平17-725 | ー |
浜乃屋商店 | 青森県下北郡大間町大間字大間平17-742 | ー |
詳細は大間観光協会HP(本州最北端到着証明書)をご確認ください。
本州最東端(魹ヶ崎)の行き方と到着証明書の入手方法
- 所在地:岩手県宮古市重茂第9地割大平
- 到達難易度:車)★★★★★/公共交通機関)★★★★★
- 周辺施設(土産・食事等)の充実度:☆☆☆☆☆
本州最東端の魹ヶ崎は本州四端の中で最も到達難易度が高い岬です。車で行く場合だと最寄りの「姉吉キャンプ場」の駐車場から片道約1時間の山道を歩く必要があり、バスで行く場合だと本数も少なく、最寄りの「姉吉」バス停から片道約1時間20分歩く必要があります。
しかし、片道約1時間の山道の先には断崖絶壁と太平洋の大海原が織り成す圧巻の絶景が待っており、その景色は本州四端No.1と言っても過言ではありません。
本州最東端の到着証明書(1枚100円)がもらえる場所は次の8ヶ所です。※魹ヶ崎の近くには販売場所がないため注意が必要です。
販売場所 | 住所 | 販売時間 |
宮古駅前総合案内所 | 岩手県宮古市宮町1丁目1-80 | 9:00~18:00 |
浄土ヶ浜レストハウス | 岩手県宮古市日立浜町32 | 8:30~17:00 |
シートピアなあど | 岩手県宮古市臨港通1-20 | 9:30~17:00 |
宮古セントラルホテル熊安 | 岩手県宮古市新町2-5 | 7:00~22:00 |
宮古ホテル沢田屋 | 岩手県宮古市新町4-1 | 7:00~22:00 |
浄土ヶ浜パークホテル | 岩手県宮古市日立浜町32-4 | 7:00~22:00 |
休暇村陸中宮古 | 岩手県宮古市崎鍬ヶ崎18-25-3 | 7:00~22:00 |
宮古市重茂出張所 | 岩手県宮古市重茂1-61 | 8:30~17:00(土日祝日・年末年始を除く) |
詳細は宮古市HP(トドヶ崎 本州最東端訪問証明書)をご確認ください。
本州最南端(潮岬)の行き方と到着証明書の入手方法
- 所在地:和歌山県東牟婁郡串本町潮岬
- 到達難易度:車)★☆☆☆☆/公共交通機関)★☆☆☆☆
- 周辺施設(土産・食事等)の充実度:★★★☆☆
本州最南端の潮岬は太平洋が緩やかな弧を描き、地球が丸いと感じられる場所です。日本の夕日百選に選ばれるほど夕暮れの美しい人気の夕日スポットでもあります。
潮岬はすぐ近くにバス停と駐車場があるため、公共交通機関、車ともにアクセスが容易です。大阪から特急で最寄り駅の串本駅まで行くことができ、本州四端の中で最も行きやすい場所です。
本州最南端の到着証明書(1枚100円、潮岬観光タワーは入場料セットで300円)がもらえる場所は次の5ヶ所です。
販売場所 | 住所 | 販売時間 |
南紀串本観光協会 | 和歌山県東牟婁郡串本町串本33 | 8:30~17:00 |
潮岬観光タワー | 和歌山県東牟婁郡串本町潮岬2706−26 | 8:30~16:30 |
ホテル&リゾーツ和歌山串本 | 和歌山県東牟婁郡串本町サンゴ台1184−10 | ー |
大江戸温泉物語南紀串本 | 和歌山県東牟婁郡串本町串本2300‐1 | ー |
道の駅くしもと橋杭岩 | 和歌山県東牟婁郡串本町鬮野川1549-8 | 9:00~18:00(10月~3月は9:00~17:00) |
詳細は南紀串本観光協会HP(本州最南端の町証明書販売施設が増えました。)をご確認ください。
【最西端:山口県】毘沙ノ鼻(びしゃのはな)
- 所在地:山口県下関市吉母字御崎
- 到達難易度:車)★★☆☆☆/公共交通機関)★★★★☆
- 周辺施設(土産・食事等)の充実度:☆☆☆☆☆
本州最西端の毘沙ノ鼻は本州最後の夕日が見える岬と言われる夕日スポットです。
駐車場がすぐ近くにあるため車でのアクセスは容易ですが、公共交通機関でのアクセスになると難易度が格段に跳ね上がります。バスで行く場合だと最寄りの「吉母港」バス停から徒歩で片道約50分かかり、電車で行く場合だと最寄りの「梅ヶ峠駅」から徒歩で約1時間30分かかるため、車で行くのがおすすめです。
本州最西端の到着証明書(1枚100円)がもらえる場所は次の4ヶ所です。※毘沙ノ鼻の近くには販売場所がないため注意が必要です。
販売場所 | 住所 | 販売時間 |
JR下関駅観光案内所 | 山口県下関市竹崎町4-3-1 | 9:00~18:00 |
JR新下関駅観光案内所 | 山口県下関市秋根南町1-11-1 | 9:00~18:00 |
観光情報発信ターミナル | 山口県下関市みもすそ川町 | 9:00~18:00 |
下関観光コンベンション協会 | 山口県下関市豊前田町3-3-1 峡メッセ下関2F | 8:30~17:15(土日祝日を除く) |
詳細は下関観光コンベンション協会HP(本州最西端の地・毘沙ノ鼻)をご確認ください。
本州四端すべてを制覇するのは道のりが長く、大変かもしれませんが、すべてを制覇した時の達成感は中々のものです。今回の記事を見て興味を持たれた方は是非挑戦してみてください。