旅行記事

【北関東旅行】北関東湯の豊富な温泉で癒されてきた。【四万温泉、草津温泉、鬼怒川温泉】

今回の旅行テーマは「群馬、栃木の湯巡り」です。群馬県の「四万温泉、草津温泉」、栃木県の「日光、鬼怒川温泉、足尾銅山、宇都宮」を2泊3日で巡ります。

旅のしおり

1日目 四万温泉、草津温泉

14:00 中之条ダム(四万湖)

中之条ダムは平成11年(1999年)に建てられた洪水調節や発電等のためのダム。周囲には散歩コースが整備されているため、散策することができます。

四万湖は中之条ダムによってできたダム湖で、四万ブルーと言われるコバルトブルーに輝く湖面がとても美しいです。

14:40 四万温泉積善館

積善館は元禄7年(1694年)に創業し、約300年の歴史を誇る温泉旅館。本館は当時のままの姿で現在も利用されており、日本最古の木造湯宿建築として重要文化財に指定されています。赤い橋の先に温泉旅館があることから映画「千と千尋の神隠し」のモデルの一つと言われています。また、四万温泉まで通じる国道353号の途中には、映画の主題歌「いつも何度でも」が流れるメロディーラインがあります。

「元禄の湯」公式HPより引用:https://www.sekizenkan.co.jp/

積善館には5つの温泉があり、そのうち「元禄の湯」と「岩風呂」は日帰り入浴することが可能です。中でも「元禄の湯」は、タイル張りの床に石造りの浴槽が5つある特徴的な作りになっています。

元禄の湯の向かい側にある「元禄の間」は、約300年の歴史を誇る積善館の歴史を今に伝える歴史資料館になっています。

本館と山荘の間には「浪漫のトンネル」という渡り廊下があり、こちらは映画「千と千尋の神隠し」の冒頭のトンネルを感じさせます。

17:30 草津温泉湯畑

草津温泉は温泉の自然湧出量が日本一を誇る温泉。兵庫県の有馬温泉、岐阜県の下呂温泉と並ぶ、日本三名泉の一つです。観光経済新聞社主催の「にっぽんの温泉100選」で18年連続1位になっている日本を代表する温泉です。

温泉街の中心にある湯畑では毎分4000リットルの温泉が湧き出しています。草津温泉の源泉は高温のため、湯畑の長い湯桶で温泉を冷ましてから旅館や共同浴場に供給されます。

18:30 草津温泉ホテルヴィレッジ

草津温泉ホテルヴィレッジは緑豊かな森の中にある広大な温泉リゾート。ホテル内にはプールやボウリング場等のアクティビティ施設もあります。ホテルから湯畑までは送迎バスで向かうことができます。(徒歩だと15分)

19:30 草津温泉湯畑(ライトアップ)

日没後には湯畑がライトアップされ、とても幻想的な景色を見ることができます。

19:40 光泉寺

光泉寺は草津温泉を見守るように建立されている真言宗豊山派のお寺。薬師堂は行基によって建立され、日本温泉三大薬師と呼ばれています。日没後にはこちらもライトアップされ、とても幻想的な山門を見ることができます。

2日目 日光、鬼怒川温泉

9:10 熱乃湯

熱乃湯は湯畑の隣にある草津名物「湯もみ」をショーとして見られる施設。湯もみガールズの指導の下、実際に湯もみを体験することができます。

13:30 日光東照宮

日光東照宮は江戸幕府初代将軍徳川家康を祀る神社。平成11年(1999年)には世界文化遺産に登録され、境内には国宝8棟、重要文化財34棟を含む55棟の建造物があります。日光東照宮はパワースポットととしても有名で、中でも唐銅鳥居と御水舎の手前にある一枚の石畳は強力なパワースポットと言われています。

日光東照宮に入ってすぐの神厩舎には「見ざる聞かざる言わざる」で有名な三猿の彫刻があります。神厩舎の猿の彫刻は全部で8面あり、人間の一生が描かれています。(三猿はそのうちの第2面です。)

奥宮へ向かう通路の入口の東回廊には、三猿の他にも有名な「眠り猫」と呼ばれる猫の彫刻があります。眠り猫の裏側に雀が遊ぶ姿が描かれていることから、眠り猫は平和のシンボルとも言われています。

17:00 鬼怒川温泉

鬼怒川温泉は江戸時代に開湯した歴史ある温泉。鬼怒川沿いに旅館やホテルが軒を連ねる関東有数の人気温泉地です。観光では鬼怒川の断崖絶壁を眺めながらの川を下る「鬼怒川ライン下り」が人気です。

温泉街の南部には高さ37m、全長140mの巨大な吊り橋「鬼怒楯岩大吊橋」があります。吊り橋からは鬼怒川の急流と山々を眺めることができます。

3日目 足尾銅山、宇都宮

10:00 足尾銅山

足尾銅山は400年の歴史を誇り、坑道の全長が約1200km(東京ー博多間と同じくらいの距離)と言われる鉱山。江戸時代には江戸幕府直轄の鉱山として寛永通宝を製造しておりました。

一般公開されているのは全長約1200kmのうちの約700mで、坑道にはトロッコ電車に乗って入ります。トロッコ下車後は歩いて坑道を散策します。

14:00 大谷資料館

大谷資料館は大谷石採掘の歴史が分かる資料館。大正8年(1919年)から約70年をかけて掘り出されてできた地下採掘場跡は、約2万平方メートルの巨大な地下空間で、大谷資料館一番の見所です。

地下採掘場跡は日本でも類を見ない景観から、コンサートや映画のロケ地としても注目を集めており、代表的な映画作品には「るろうに剣心京都大火災編」、「翔んで埼玉」、「新・妖怪大戦争」等があります。

坑内の平均気温は約8℃のため、訪れる際は夏でも上着必須です。

今回の旅行は以上となります。最後まで読んでいただきありがとうございます。今回の旅のしおりはこちらからダウンロードできますので、是非旅行の際にお役立てください。

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nichi-moni

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